石工事
公園や遊歩道、河川敷などを、景観に合わせた資材で整備していきます。
近年の道路設計は利便性や安全性はもちろんですが、加えて美観に気を配るものが増えてきました。
まちづくりの一部として、テーマに沿った「デザイン」が施されているため、資材や工法も多種多様で、私たち現場技術者も正確さはもちろんですが、センスを要求される仕事です。
また、コンクリートブロックを整備し、流水による侵食作用から河岸などを保護する護岸工事も石工事の一種です。
高知市は鏡川・江ノ口川・久万川をはじめ、いくつもの川が市街地や住宅地付近を流れています。
台風や地震に備えての防災工事・減災工事が目的である現場も多いため、さらに気持ちを引き締めて仕事に向き合っています。
とび工事
工事の現場で仕事をする技術者が安全に効率的に作業をするための足場を鋼管で組み上げる仕事です。
街角でよく見かける建設現場や、建物の外壁塗装時の足場のほとんどは、足場作業専門の会社が行っています。
吉岡工栄では、さまざまな土木工事において必要な際に行います。
とび工事の許可は、正式には「とび・土工・コンクリート工事」と言います。
「コンクリートブロック据え付け工事」とは、河川を流れる水により、河底や河岸などが削られないように「根固めブロック」を設置したり、海岸に打ち寄せる波の力を分散させる「消波ブロック」を据付るなど、土木工事において規模の大きいコンクリートブロックの据付ける工事です。
吉岡工栄は、「コンクリートブロック据え付け工事」を行っているため、この許可を取得しています。
鋼構造物工事
鋼材を加工・溶接し、組み立てなどを行います。橋の工事や水門、鉄塔などの工事に必要な仕事です。
決められた材を組み立てるだけでなく、自らが加工・溶接することが大きな特徴です。
現在、昭和の時代に工事を行った道路や橋脚などを作り直す・修繕する「インフラ再生」が国をあげて行われており、各現場に応じた鋼構造物が必要な場面があります。
その際に、お役に立てるのが、この仕事です。
浚渫(しゅんせつ)工事
非常に小さな重機を駆使し河川や水路の清掃をしたり、港湾の土砂ヘドロを大型重機で揚土する(あげる)仕事です。
護岸工事を行う際に必ず発生する仕事がこの浚渫(しゅんせつ)工事です。
何事も準備が大事。特に護岸工事は、防災・減災に関わる仕事ですので、浚渫工事は、完成品として残らない類の工事ですが、重要な仕事です。